全学講演会実施

梅雨入り後、久々に明るくなった空の下、6月21日午後、本学恒例の「全学講演会」は、全学生でいっぱいになった大教室で実施されました。今年度の講師はカトリック横浜司教区の長、梅村昌弘司教、その演題は「学園創立50周年にあたって」。まずは、本学の名、「カリタス」の意味が説明され、神の愛、つまり人間に先立ち、無償、かつ無条件の愛であるというお話で始まりました。幾つかの聖書の話しや司教ご自身の貴重な体験も多々織り交ぜての約一時間、胸に沁みるお話でした。

カトリック教会とあまり縁のない県立高校出身者が多い本学学生にとって、「司教」から直接話しを聞くという体験は初めて、かつ非常に印象強いものであったようです。このためか、講演後の質疑応答では、講演内容よりは、司教の過去の体験、特にボランティア活動や司教となった経緯など、司教ご自身の周辺に関する質問が多く出ました。

学生が残した感想文には、「神さまとは何なのだろう」や「私のあの挫折は何だったろう」とか、「生きていくとはどういうこと」というような極めて根本的で深い疑問が多々記されてあり、深く考えさせる刺激が一杯の講演であったようです。今年の講演会は過去の「50年」をただ振り返るのではなく、歴史を踏まえた上で、次のステップに進む「希望の大切さ」が改めて再確認させられる、そういう講演会でありました。